8月のTaste the Worldはアフガニスタンでした!
アフガニスタンは完全な内陸国であり、海を持たない国です。そのため、魚介類を使用した料理は少なく、肉、乳製品、野菜の料理がメインです。特に首都カブールがパキスタンの首都イスラマバード及び大都市ペシャワールに近く、交通網の点からもパキスタンやインドと共通する料理が多く、料理に香辛料が多用されます。厳格なイスラム教国家で、国民はムスリムであり、豚肉を食べない、アルコールを飲まないなどの特徴があります!
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【パラウ】
パロウ(又はパラウ)といい、長粒米を玉ねぎや油、トマト、鶏肉、スパイスなどと炊き込んで食べます。アフガニスタンでは干し葡萄が有名で、パラウにもレーズンをたっぷり混ぜ込みました。トマトの酸味やスパイスの辛味、レーズンの甘味がバランスよく絡み合い、とても美味しかったです。子供達は、「オムライス(ケチャップライス)に似ている」と言っていて、残さず食べてくれました☺︎
【バンジャンボラニ】
バンジャンとはパシュトー語でナスという意味です。ボラニとはヨーグルト和えのことで、今回はナスのトマト煮込みに、ヨーグルトをかけました。日本では馴染みのない、ナスとヨーグルトの組み合わせに、子供達は驚いていました。
【チェロナチョード】
豆、鶏肉、玉ねぎ、ズッキーニ、セロリなどが入った具沢山のスープです。アフガニスタンでは、骨付きの鶏もも肉を丸ごと使用し、豆、クミン、コリアンダー、ディルなどのスパイスやハーブをたっぷり入れて煮込んで作るそうです。
【りんごゼリー】
アフガニスタンではりんご、もも、ぶどうの生産量が多く、そのなかでもりんごは最もポピュラーな果物です。今日は、りんごのコンポートとりんご果汁でゼリーを作りました。キラキラのゼリーに子供たちは大喜びでした!
✴︎10月の「Taste the World」はコスタリカです!お楽しみに!
どうぞ、お楽しみに☺︎