秋の澄んだ空気の中、リトルガーデン幕張ベイパーク保育園では、子どもたちが待ちに待ったさつまいも掘りに出かけました!
初めてのバスに心躍らせ、自然の恵みに触れる体験に子どもたちは朝からウキウキの様子でした。
今回は、リトルガーデンのオレンジ色のバスで出発。出発前から「バスに乗れるんだ!」と嬉しそうな声が聞こえてきました。バスに乗ると、窓の外を眺めながら「どんなお芋がとれるのかな?」とワクワクした表情を見せていました
Nurseryクラス(2歳児):稲毛農園
Nurseryクラスは、地域の「稲毛農園」へ。この農園は小さな子どもでも安全に活動しやすい場所で、地域に根ざした温かい農園です。農園に到着すると、子どもたちはさっそく手袋をつけ、長靴を履き、準備万端!「たくさん掘るぞ!」と意気込み、全身で楽しむ準備が整いました。
初めて土を掘る子どもたちも多く、土に触れた瞬間「こんな感じなんだ!」と驚きと発見の表情がたくさん見られました。土を掘り進めるうちに、さつまいもが顔を覗かせると「あ!見つけた!」と大きな声をあげて喜ぶ姿や、友達同士で見せ合い「こっちのが大きいよ!」と楽しそうに話す姿もありました。
最後は、収穫したたくさんのさつまいもと一緒に集合写真を撮影!子どもたちは「ママに見せるんだ!」と嬉しそうに抱え、誇らしげな笑顔でいっぱいでした。
Pre/K1/K2クラス(3・4・5歳児):LCファーム
3・4歳児にとっても初めてのバス体験はドキドキとわくわくが入り混じり、朝からとても賑やかでした。「100個とる!」「ぼくは200個!」と張り切る声も聞こえ、子どもたちの期待感がバスの中にあふれていました。
特に5歳児クラスの子どもたちは、今年の5月に自分たちで植えたさつまいもの苗がどれだけ育ったか楽しみで仕方がない様子。広い「LCファーム」に到着すると、子どもたちは大きな畑を見て「わあ!広い!」と歓声をあげ、大興奮でした。
さつまいも掘りが始まると、土の中から大きなさつまいもが次々と現れました。「先生!こんなに大きいのあった!」と自分の顔より大きなさつまいもを掘りあて、嬉しそうに見せてくれる姿もありました。友達同士で「こっちも掘ってみよう!」と協力し合い、次々とさつまいもを掘り出す中で、自然と助け合う力も育まれていました。
さつまいも掘りのような直接体験は、大切な学びの一環です。子どもたちは土に触れることで自然への関心を育み、「植物がどのように育つのか」「収穫する楽しさ」など、日常生活では得られない貴重な体験ができます。また、「これはおうちに持って帰るんだ」とさつまいもを大切に抱える姿から、自然の恵みに感謝し、ものを大切にする心も育まれました。
さらに、友達と協力し合って収穫したり、成功や発見を分かち合ったりすることで、協調性や思いやりも育まれます。今回のさつまいも掘りでは、子どもたちが自発的に声をかけ合い、「ここを手伝ってあげるよ!」と自然と助け合う様子も多く見られました。
今年初めてのさつまいも掘りは、子どもたちにとって学びにあふれた素晴らしい経験となりました。初めてのバスに乗ることで、自分たちの世界が広がり、畑での収穫体験を通してたくさんの発見や喜びを味わいました。
持ち帰ったさつまいもを、ぜひご家庭でも一緒に楽しんでいただき、さつまいも掘りの思い出が家族の会話に花を添えることを願っています。
今後もこうした貴重な体験を通して、子どもたちが自然とふれあいながら成長できる場を大切にしていきたいと思います。
リトルガーデン幕張ベイパーク保育園 園長 佐々木 章人